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- 1 (2013-06-14 (Fri) 01:41:34)
- 2 (2013-06-14 (Fri) 01:47:28)
側頭部圧迫による反射運動の研究 (ハンガー反射の研究)
A reflex motion of head by temporal pressure (Study of Hanger Reflex) 2007-†

- 研究担当:Michi Sato(08-, Main Researcher), Takashi Asahi(09-, 臨床研究), Hiroyuki Kajimoto(07- , 監督, 原案).
- (旧担当者):Rika Matsue(07-08, 主担当), Yuki Hashimoto(07-10, アドバイザ).
- 概要:
針金製のハンガーを横向きにして側頭部を挟むような形で頭に装着すると、期せずして頭部が回転し横を向いてしまう。この現象そのものはよく知られているが、具体的な身体的機序は解明されていない。本研究は、ハンガー現象の原理を解明し制御する方策について検討することで、将来的にヒトが知覚出来ない程度の微細な触覚刺激によって頭部位置を任意の方向に誘導する等の触覚インターフェース開発の可能性を示すものである。 現在はハンガー反射を応用した痙性斜頸治療の可能性から医療応用の研究も行なっている。
News!†
- We started delivering Automatic Scoring system for Torticollis (Link)
- 「ハンガー反射を利用した痙性斜頚の治療の臨床応用」が臨床試験登録されました! (詳細ページへ)
タイムライン†
- 2007
- 梶本先生がトリビアの泉で「ハンガーをかぶると頭が回るトリビア」を見て、これを応用したナビゲーションインタフェースを考案。
- 松江が初代担当となり研究開始。この現象を「ハンガー反射」と命名した。あらゆる角度でハンガーをかぶり頭部圧力分布を計測した結果、側頭部前方にハンガー反射を起こすツボのようなものがあることを発見。
- 2008
- 松江が卒業したので佐藤(未)が2代目担当に。ハンガー反射を利用して人間の頭を自由に回す装置をつくろうとするが、前任の松江の代からこれは難航していた。。
- ようやくハンガー反射を応用した頭部回旋装置の開発に成功!
- 2009
- 2/13にNHK解体新ショーでハンガー反射と頭部回旋装置が紹介される。
- 解体新ショーをたまたま見ていた富山大学病院の旭先生が痙性斜頸(頸部ジストニア)治療にハンガー反射応用を提案。電通大・富山大の共同臨床研究スタート。
- 2010
- 装置の特許出願
- 2011
- 特許公開
- 2012
- 多施設による臨床研究「ハンガー反射を利用した痙性斜頚の治療の臨床応用」が臨床登録される。