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研究室を志望される学生の皆さんへ

研究室では何が出来ますか?

 今のところ触覚を中心としたバーチャルリアリティ/ヒューマンインタフェースの研究を行っていますが,これらの分野にこだわる必要は全くありません.  研究室に配属されると,まずスタッフや先輩から研究テーマを提示され,そのうちのどれかを選択してもらうことでスタートします.しかしその時点で面白いアイデアを持っていれば,研究室はそのアイデアを実現するための場所となるでしょう.また研究中に発見した新たなテーマを掘り進めることは大いに推奨されます.本研究室では,自分で提案できることがとても重要です.

どのようなスキルが要求されますか?

 バーチャルリアリティ/ヒューマンインタフェースに関わる研究は,ハードウエアの製作をしなければ示せないことがほとんどです.このため電子回路製作(マイコン程度),プログラミング(主にC言語),機械工作などは一通り経験することになるでしょう.これらのスキルを事前に持っている必要はありませんし,プロフェッショナルなプログラマや設計者の育成が目的ではないので,研究に必要なだけその場その場で学べば結構です.ただ物づくりが好きである必要はあります.また電通大では多くの学部の授業で物づくりを体験する機会がありますので,そうした授業に積極的に出ておくとなお良いでしょう.

事前に読んでおくべき本はありますか?

 事前に教科書を読んでおく必要はありません.ただ研究室希望前にこの分野を知っておかないと不安であれば,次のような書籍があります.

  • バーチャルリアリティ入門:舘暲,筑摩書房(2002)
  • だまされる脳:日本バーチャルリアリティ学会VR心理学研究委員会,BLUE BACKS(2006)

 これまでの経験上,バーチャルリアリティ/ヒューマンインタフェースに関する自分なりの夢ないし妄想を持つことの出来る人ほど研究も進むようです.この分野は多くの小説,漫画,映画に取り上げられていますので,そうしたものを通して自分なりの立ち位置を作るように心がければ話が通じやすいでしょう.例えばwikipediaのバーチャルリアリティに関する項目も参考になります.

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